AIで作ったブログ記事の公開前チェック10項目|修正例と確認用プロンプト

AIでブログの下書きができても、そのまま公開してよいか迷うことがあります。読みやすい文章になっていても、料金の条件が抜けていたり、根拠のない断定が混ざっていたりするためです。
公開前は、まず「間違った情報がないか」、次に「読者が実際に行動できるか」、最後に「画面で正しく読めるか」の順に確認しましょう。言い回しを整える前に、内容を確かめると修正のやり直しを減らせます。
この記事では、下書きと見比べて使えるチェック表と、修正の具体例を紹介します。ブログ開設から知りたい方は、AIを使った副業ブログの始め方も参考にしてください。
AIの記事は、何を基準に確認する?
確認の中心は、AIらしい言葉遣いを消すことではなく、内容の正確さと読者への役立ち方です。
Googleは、生成AIなどを使って、読者に価値を加えないまま大量のページを作成すると、スパムポリシーに違反する可能性があると説明しています。AIを使ったかどうかだけで品質を判断するのではなく、内容や作成方法を確かめることが大切です。Googleの生成AIコンテンツに関するガイド
例えば「ブログを開設する方法」という記事なら、読者が選ぶべき項目、作業の順番、つまずく場所まで説明できているかを確認します。文章の長さを増やすだけでは、説明不足は解消しません。
公開前チェック10項目
| 確認する項目 | 確認方法 | 不十分だったときの修正 |
|---|---|---|
| 1. 読者の疑問 | タイトルの質問に、冒頭で答えているか読む | 対象読者と結論を最初に書く |
| 2. 数字・料金・条件 | 公式ページの該当部分を開いて照合する | プラン、対象期間、条件、確認日を補う |
| 3. 情報源 | リンク先が、その主張を実際に裏付けているか読む | 対応する一次情報へ差し替える |
| 4. 実体験の表現 | 自分が行った作業と、例として作った説明を分ける | 実施していない内容を体験談にしない |
| 5. 成果の断定 | 必ず・誰でも・すぐに、などを探す | 根拠がない成果保証を削る |
| 6. 手順の具体性 | 読者の立場で、入力から完了まで追う | 入力例・完了の目印・失敗時の対応を加える |
| 7. 画像・引用・個人情報 | 画像の出所と利用条件、写り込みを確認する | 許可や条件を満たす素材に替え、不要な情報を除く |
| 8. 商品紹介の必要性 | 読者の作業に、そのサービスが本当に必要か確認する | 不要な紹介を外し、選び方と条件を先に説明する |
| 9. タイトルと本文の一致 | タイトルで約束した内容が本文にあるか照合する | 誇張を削り、説明した範囲に合わせる |
| 10. 公開画面 | 小画面で見出し・表・画像・リンクを確認する | 表示崩れとリンク先を修正する |
この表は編集作業のためのチェックリストです。検索上位や広告審査の通過を保証するものではありません。
数字は「何の数字か」まで確認する
「月額980円」と書かれていても、年間契約した場合の月換算かもしれません。初回だけの価格と、更新後の価格が異なる場合もあります。
数字を見つけたら、金額だけでなく、次の項目をセットで確認します。
- どのプラン・機能・契約期間の数字か。
- 税込みか税抜きか。
- 初回、通常、更新時のどの価格か。
- 利用できる回数・容量などの制限があるか。
- いつ確認した情報か。
公式サイトへのリンクがあっても、トップページだけでは条件を見つけにくいことがあります。料金表や対象プランの説明など、その記述を確認できるページにつなぎましょう。条件を確かめられない数字は、推測で埋めずに記載を保留します。
実体験と説明用の例を混ぜない
「実際に使ってみたところ、作業時間が半分になりました」と書くなら、比較できる記録が必要です。試していない作業を、AIの提案だけで体験談にしてはいけません。
記録する内容は複雑でなくて構いません。実施日、使ったプラン、作業の内容、入力した指示、出力結果、人が修正した点を残します。時間の短縮を紹介するときは、調査や修正にかかった時間も含めて比較します。
実測がない場合は、説明用の例として示せます。例えば「次の文章は、断定を見直すための架空の例です」と添えると、読者が実績と取り違えずに読めます。
断定をどう直す? 修正例を3つ紹介
以下は、文章の直し方を示すために作成した例です。実際の収益や検証結果ではありません。
例1:収益を約束する表現
修正前:
AIを使えば、初心者でも3か月で月5万円を稼げます。
修正後:
AIは記事の構成や下書きづくりに活用できます。収益はテーマや集客、紹介する商品の条件などに左右されるため、まずは記事を公開し、読まれた内容と読者の行動を確認しましょう。
単に「個人差があります」を付け足すのではなく、根拠のない金額・期間の約束を外します。その代わり、読者が次に行う作業を示します。
例2:条件が抜けている表現
修正前:
このサービスは無料で使い放題です。
修正後:
無料で利用できる範囲は、公式のプラン説明で確認してください。利用回数や対象機能に制限がある場合は、その条件を確認してから選びましょう。
条件を確認できたら、具体的な制限と確認日を追記します。未確認の段階で「無制限」と結論づけないことがポイントです。
例3:抽象的な手順
修正前:
AIで記事を作り、読みやすく修正しましょう。
修正後:
最初に対象読者と答えたい質問を決め、見出し案を作ります。次に、各見出しで必要な情報を確認して本文を書きます。最後に、数字・出典・リンクを照合し、公開画面で表や改行を確認します。
「読みやすくする」のような広い指示を、確認できる作業に分けると読者が実践しやすくなります。
確認が必要な箇所を洗い出すプロンプト
AIには、下書きの中から確認候補を抜き出させる使い方ができます。ただし、その指摘自体が正しいとは限りません。最後の判断は原稿と情報源を照合して行います。
以下の指示文を使う際は、公開してよい原稿だけを入力してください。
以下のブログ原稿から、公開前に人が確認すべき箇所を抜き出してください。
確認する項目:
1. 数字、料金、利用条件、日付
2. 根拠のない成果の断定
3. 実体験や実績に見える表現
4. 読者が実行できない抽象的な手順
5. タイトルで約束しているのに説明がない内容
出力形式:
該当箇所/確認が必要な理由/確認すべき情報/修正方針
ルール:
・原稿にない事実、出典URL、実績を作らないでください。
・不明な内容は「未確認」としてください。
・推測と原稿に書かれた事実を分けてください。
・言い換えだけで問題が解決したことにしないでください。
原稿:
ここに確認したい原稿を貼り付けます。
結果を受け取ったら、まず数字と成果の断定から確認します。次に不足している手順を補い、最後に表現を整えます。原稿全体を何度も書き直すより、確認箇所を決めて一つずつ修正する方法がおすすめです。
公開画面はスマートフォンでも確認する
編集画面で読みやすくても、公開画面では表がはみ出したり、太字の記号がそのまま表示されたりする場合があります。
プレビューでは、タイトル、冒頭、比較表、広告の前後、記事末尾を確認しましょう。リンクの色が本文と見分けられるか、押した先が説明と一致するかも確かめます。目次を付けた場合は、それぞれの見出しに正しく移動するかを確認します。
公開後は、読者からの質問や検索で使われた言葉をもとに説明を補います。更新日は、内容を実際に見直した記録として扱いましょう。
よくある質問
AIで作った記事は全部書き直す必要がありますか?
一律に全部書き直す必要はありません。正確で役立つ部分は残し、事実の誤りや不足する手順を直します。表現を変えただけで、独自の内容が加わるわけではありません。
記事は何文字あればよいですか?
読者の質問に答えるために必要な量を目安にします。Googleは、検索で優先する特定の文字数はないと説明しています。短くても解決できる内容を、文字数のためだけに引き延ばす必要はありません。Googleの有用なコンテンツに関するガイド
チェックを終えたら、次に何をすればよいですか?
公開画面を確認し、関連する既存記事からリンクを設置します。その後、読まれ方や読者の質問を見ながら説明を改善します。まだブログを開設していない場合は、ブログを始める手順で全体の流れを確認してください。


